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高校説明会・個別相談で聞くべき質問リスト

【立川市・多摩地区の高校受験】学校説明会・個別相談で聞くべき質問リスト【私立編】|中3生・保護者向け

立川市・多摩地区で高校受験を考えている中3生・保護者の方にとって、夏から秋にかけての学校説明会・高校見学・個別相談は、志望校選びの大切な判断材料になります。

特に東京都の高校受験では、都立高校を第一志望にしながら、私立高校を併願優遇で受験するご家庭も多くあります。

そのため、

「都立が第一志望だから、私立は基準さえ合えば見学に行かなくてもよい」
「併願優遇が取れれば、とりあえず安心」

と考えてしまうこともあります。

しかし、私立高校は単なる“保険”ではありません

万が一、都立高校が残念だった場合、その私立高校は実際に3年間通う学校になります。だからこそ、「入れる学校」ではなく、「入ってから納得して通える学校」を選ぶことが大切です。

入学後の「こんなはずじゃなかった」「思ってたのと違う」というアンマッチが一番最悪です。この記事では、立川市・多摩地区の中3生・保護者の方に向けて、学校説明会・個別相談で確認しておきたいポイントと、そのまま使える質問例を個別指導塾 Jサポートの視点でまとめます。

高校選び

この記事でわかること

・学校説明会・個別相談で確認すべきポイント
・推薦基準や併願優遇の注意点
・入学後のミスマッチを防ぐ質問例
・親子で志望校を決める考え方
を整理します。

学校選びに迷っている方は、説明会前のチェックリストとしてもご活用ください。

学校説明会は「良い事例」が中心。だから個別相談が大切

学校説明会では、学校側は当然ながら魅力的な点を中心に紹介します。

進学実績、部活動の成果、校舎のきれいさ、面倒見の良さ、探究活動、英語教育、ICT教育など、どの学校にも魅力があります。

ただし、保護者の方に意識していただきたいのは、説明会で紹介される内容は、多くの場合「うまくいった事例」が中心だということです。

たとえば、難関大学に合格した生徒、部活動で成果を出した生徒、総合型選抜で成功した生徒など、学校として「見せたい実績」が前面に出ます。

一方で、本当に確認したいのは次のような部分です。

「上位層だけでなく、平均的な生徒はどのような進路に進んでいるのか」

「入学後に苦労する生徒には、どのような特徴があるのか」

「合わなかった場合、学校はどのようにフォローしてくれるのか」

説明会は学校の“表の顔”を見る場です。
個別相談は、もう一歩踏み込んで“入学後の現実”を確認する場です。

まず確認したい推薦基準・併願優遇・加点制度

東京都の私立高校を受験する場合、推薦基準や併願優遇の条件は必ず確認しておきましょう。

特に見ておきたいのは、次の内容です。

・内申基準はいくつ必要か
・5科基準か、9科基準か
・欠席日数や遅刻の条件はあるか
・英検・漢検・数検などの加点はあるか
・委員会活動や部活動の実績は評価されるか
・基準に少し届かない場合、相談の余地はあるか

ただし、個別相談の時間をすべて「内申はいくつ必要ですか」「英検は何級で加点ですか」という確認だけで終わらせるのは少しもったいないです。

基準の確認は大切ですが、一覧表や塾側の情報である程度わかる場合もあります。個別相談では、それに加えて「我が家の場合はどうか」「本人に合う学校か」という個別事情まで確認しましょう。

Jサポートでも、立川市・多摩地区の高校受験に向けて、併願優遇や内申基準の相談を毎年三者面談で行っています。不安がある場合は、学校説明会の前に一度ご相談いただき整理しておくと安心です。

本当に聞くべきは欠席・遅刻・転勤の可能性などの個別事情

個別相談で特に確認してほしいのが、欠席・遅刻・体調面などの個別事情です。

たとえば、起立性障害や体調面の不安があり、さぼりではない理由で欠席や遅刻が増えてしまう生徒もいます。

この場合、推薦や併願優遇の欠席基準(例:3年次欠席10日以内など)に関わる可能性があります。保護者としては聞きづらい内容かもしれませんが、個別相談だからこそ確認しておくべきです。

聞き方としては、次のような形がおすすめです。

「起立性障害があり、さぼりではないお休みが15日程度あります。推薦や併願優遇の基準を超える可能性があるのですが、相談できる余地はありますでしょうか」

「欠席日数について、診断書や中学校からの説明があれば考慮していただける場合はありますか」

高校の中には事情を考慮し、
「高校で無事通えそうなら大丈夫ですよ」
「体調面での欠席なら考慮します」
と基準を満たしていなくてもOKサインをくれる高校もあります。

また、家庭の事情、通学方法、健康面、発達面で配慮が必要なことなども、必要に応じて相談して構いません。

個別相談は、「我が家だけの事情」を確認できる場です。

進学実績は「学校全体」ではなく「コースごと」に聞く

私立高校では、特進コース、選抜コース、進学コース、文理コースなど、複数のコースに分かれている学校が多くあります。

ここで注意したいのは、説明会で紹介される大学進学実績が、必ずしも自分の子どもが入るコースの実績とは限らないという点です。

例えば、ある私立高校の実例ですが、
【学校全体】の実績では
●一般受験19%/総合型選抜・公募推薦43%/指定校推薦38%
となっていても、

【普通コース】
●一般受験3%/総合型選抜・公募推薦60%/指定校推薦36%
【選抜コース】
●一般受験65%/総合型選抜・公募推薦30%/指定校推薦5%
【特進コース】
●一般受験85%/総合型選抜・公募推薦15%/指定校推薦0%
などとコース別にみると全く別の学校のように実績が変わることもあります。

よって、個別相談では、次のように聞いてみてください。

「大学進学実績について、学校全体ではなく、コースごとの進路先を教えていただくことはできますか」

「このコースの生徒は、一般入試と総合型選抜・学校推薦型選抜では、どちらで進学する生徒が多いですか」

「指定校推薦は、どのコースの生徒が利用することが多いですか」

【重要】「特進コースの生徒でも、希望すれば指定校推薦が取れますか?」
※学校によっては指定校推薦や総合型選抜の受験を許されないコースもあります(特に特進コースは注意です)。

自分の子どもが入る可能性のあるコースで、普通に頑張った生徒がどのような進路に進んでいるのかを見ることです。

必ず聞きたい質問:「普通に頑張っている生徒」の進路

個別相談で特におすすめしたい質問があります。

「この学校で普通に頑張っている生徒さんは、どのあたりの大学に進むことが多いですか」

この質問は、とても大切です。

学校説明会では、どうしても上位層の実績や目立つ成功例が紹介されます。しかし、保護者が本当に知りたいのは、トップ層だけの進路ではありません。

その学校で授業を受け、課題を出し、日々普通に頑張っている多数派の生徒が、最終的にどのような進路に進むのか。

ここが、その学校の現実的な進路イメージになります。

難関大学を目指す生徒が多いのか。
中堅私大への進学が多いのか。
指定校推薦を活用する生徒が多いのか。
専門学校や就職まで幅広く対応しているのか。
総合型選抜や学校推薦型選抜に力を入れているのか。

このあたりを確認すると、入学後の3年間がかなり具体的に見えてきます。

「面倒見が良い」の中身を具体的に聞く

私立高校の説明会では、「面倒見が良い」という言葉をよく聞きます。

ただし、この言葉だけで安心してはいけません。

大切なのは、「面倒見が良い」の中身です。

個別相談では、次のように聞いてみましょう。

「面倒見が良いという点について、具体的にはどのようなサポートがありますか」

「成績が下がった生徒には、補講とかやっていますか」

「総合型選抜の志望理由書や面接対策は、どのくらいの生徒に対してフォローをしていますか」

そこで、「将来コンビニで商品開発したい生徒がいて、その子の志望理由書は8回以上添削して書き直しました」などといった具体的なエピソードが出てくる学校は、実際に手厚く個別対応をしてくれる期待ができます。

反対に、「面倒見が良い」と言いながら具体的なエピソードが出てこない実態が伴っていないことがあり注意が必要です。
保護者が知りたいのは、きれいな言葉ではなく、実際に困ったときにどう助けてくれるのかです。

あえて「合わない生徒」「苦労する生徒」の特徴を聞く

学校選びでは、良い面だけでなく、合わない可能性も確認することが大切です。

どんなに評判の良い学校でも、すべての生徒に合うわけではありません。

課題が多い学校が合う生徒もいれば、苦しくなる生徒もいます。

自由な校風が合う生徒もいれば、管理が少ないことでだらけてしまう生徒もいます。

部活動が盛んな環境で伸びる生徒もいれば、勉強との両立で苦労する生徒もいます。

だからこそ、個別相談では次の質問をおすすめします。

「逆に、入学後に少し苦労する生徒さんには、どのような特徴がありますか」

この聞き方なら、角が立ちにくく、学校の本音も見えやすくなります。

誠実な学校であれば、

「課題の量が多いので、提出物をためやすい生徒は最初苦労します」

「部活動が盛んなので、勉強との両立には自己管理が必要です」

「グループ学習が多いので、発言や発表が苦手な生徒は合わないかもしれません」

というように、合わない可能性も含めて説明してくれることがあります。

デメリットまで納得して選ぶことが、入学後のミスマッチを減らします。

大学入試を見据えて、総合型選抜・学校推薦型選抜のサポートも確認する

高校選びでは、高校入試だけでなく、その先の大学入試も見据えておきたいところです。

現在は、一般入試だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜、指定校推薦を活用して進学する生徒も多くいます。

個別相談では、次のような質問が使えます。

「総合型選抜や学校推薦型選抜を利用する生徒は、どのくらいいますか」

「志望理由書やエントリーシートの添削は、学校でどの程度見ていただけますか」

「小論文や面接練習は、個別に対応していただけますか」

「指定校推薦を希望する場合、評定を取るためのサポートはありますか」

「総合型選抜に強い」と言っていても、実際にどこまで学校が見てくれるかは学校によって差があります。

志望理由書を誰が見るのか。
何回くらい添削してもらえるのか。
面接練習はいつから始まるのか。
小論文指導は授業内なのか、個別対応なのか。

ここまで確認できると、入学後の進路指導がイメージしやすくなります。

生徒本人が聞くべき校則・スマホ・Wi-Fi・昼食・バイトなど

学校見学や個別相談では、保護者が進学実績や推薦基準を聞くことが多くなります。

しかし、実際に3年間通うのは生徒本人です。

だからこそ、生徒本人が気になることも、遠慮せず聞いてよいです。

単に「スマホのルールはどうなっていますか」ではなく、

たとえば、次のような質問です。

「映像授業や英単語の学習目的でスマホを使うことはできますか」

「校内にWi-Fiはありますか」

「昼食は購買とお弁当のどちらの生徒が多いですか。食堂はありますか」

「服装や髪型のルールはどのくらい厳しいですか」

これらは一見細かい質問に見えるかもしれません。

しかし、毎日の学校生活に直結する大事なポイントです。

保護者が気にするポイントと、生徒本人が気にするポイントは違います。

親が聞きたいこと。
子どもが聞きたいこと。

その両方を事前に整理してから個別相談に行くことが、後悔しない学校選びにつながります。

学校見学で見るべきポイント

学校見学では、先生の説明だけでなく、在校生の雰囲気も見てください。

在校生の表情、挨拶、廊下での様子、先生との距離感には、その学校の日常が出ます。

特に見ておきたいのは、次の点です。

・先生と生徒の距離感は近いか
・自習室が実際に使われているか
・職員室前で質問している生徒がいるか
・廊下やトイレのきれいさ
・昼休みや放課後どのように過ごしているか
・部活動の雰囲気・顧問の先生の雰囲気が本人に合いそうか

校舎が新しいかどうかだけで判断してはいけません。

大切なのは、自慢の設備が日常的にきちんと使われているか。
生徒が安心して過ごしているように見えるか。
先生と生徒の関係が自然か。

こうした部分に、その学校の普段の姿が表れます。

親子で意見が分かれたときの考え方

高校選び 親子

高校選びでは、親子で意見が分かれることがあります。

保護者は、進学実績、面倒見、安全性、通学時間、費用を重視することが多いです。

一方で生徒本人は、制服、校舎、部活、友人関係、スマホのルール、自由な雰囲気などを重視することがあります。

どちらが正しいという話ではありません。

実際に3年間通うのは本人です。
そのため、本人の気持ちはとても大切です。

ただし、保護者の不安も無視してはいけません。

親子で意見が分かれたときは、まず「何を一番大切にしたいのか」を整理しましょう。

大学進学を重視するのか。
部活動や学校行事を重視するのか。
自由な校風を重視するのか。
面倒見の良さを重視するのか。
通学時間を重視するのか。

そのうえで、「絶対に譲れない条件」と「多少なら妥協できる条件」を分けて考えることが大切です。

迷ったときは、ご家庭だけで抱え込まず、塾の面談で一緒に整理してみるのもおすすめです。

都立第一志望でも、私立高校選びを軽く考えない

東京都では、私立単願(私立第一志望者)が増えてきたとはいえ、未だに7割近くは都立第一志望、私立高校を併願優遇で受験します。

しかし、都立第一志望だからといって、私立高校選びを軽く考えてはいけません。

併願優遇で受ける私立高校は、万が一のときに実際に通う可能性がある学校です。

「都立がだめだったら仕方なく行く学校」になってしまうと、高校生活のスタートが苦しくなります。

だからこそ、私立高校についても、

「この学校なら納得して3年間頑張れそう」
「ここの学校行事なら本人が主体性に参加して盛り上がれそう」
「このコースのこの仕組みは本人が活用できそう」

と思える学校を選んでほしいです。

私立高校の個別相談は、単に合格の可能性を確認する場ではありません。

入学後の3年間を具体的にイメージし、子どもに本当に合う学校かどうかを見極める場です。

学校説明会・個別相談で使える質問リスト

ここからは、学校説明会や個別相談でそのまま使える質問例をまとめます。必要なものをメモして、当日持っていくのがおすすめです。

私立高校 個別相談

推薦基準・併願優遇について

「推薦・併願優遇の内申基準を教えていただけますか」

「英検・漢検・数検、委員会活動、部活動などで加点される制度はありますか」

「欠席日数や遅刻の基準はどうなっていますか(2年次に20日ほど休んでしまったのですが、大丈夫でしょうか)」

欠席・遅刻・個別事情について

「起立性障害や体調面の事情がある場合、相談できる余地はありますか」

「親が転勤した場合、近くの祖父母の自宅から通わせることはできますか」

進学実績・コースについて

「学校全体ではなく、コースごとの進路先を教えていただくことはできますか」

「このコースの生徒は、一般入試と推薦系入試ではどちらが多いですか」

「この学校で普通に頑張っている生徒さんは、どのあたりの進路に進むことが多いですか」

面倒見・学習サポートについて

「面倒見が良いという点について、具体的にはどのようなサポートがありますか」

「成績が下がった生徒には、補講とかやっていますか」

「総合型選抜の志望理由書や面接対策は、どのくらいの生徒に対してフォローをしていますか」

合う・合わないを確認する質問

「この学校に合う生徒は、どのようなタイプの生徒だと思いますか」

「逆に、入学後に少し苦労する生徒さんには、どのような特徴がありますか」

「入学前に知っておいた方がよい大変さはありますか」

総合型選抜・学校推薦型選抜について

「総合型選抜や学校推薦型選抜を利用する生徒は、どのくらいいますか」

「志望理由書やエントリーシートの添削は、学校でどの程度見ていただけますか」

「小論文や面接練習は、個別に対応していただけますか」

「指定校推薦を狙う場合、どのくらいの評定を目指せばよいですか」

学校生活について

「スマホのルールはどうなっていますか」(映像授業や英単語の学習目的でスマホを使えるか)

「校内にWi-Fiはありますか」

「昼食はお弁当、購買、食堂のどれが多いですか」

「服装や髪形に対してはどのくらい厳しいですか」

「部活と勉強を両立している生徒は、どのように時間を使っていますか」

高校見学チェックリスト|最重要項目

最後に、学校見学当日に確認したいポイントを、最重要項目に絞ってまとめます。

□ 推薦基準・併願優遇の条件を確認した
□ 英検・漢検・数検・委員会などの加点制度を確認した
□ 欠席・遅刻・体調面の不安を相談した
□ コースごとの進学実績を確認した
□ 「普通に頑張っている生徒」の進路を聞いた
□ 「入学後に苦労する生徒」の特徴を聞いた
□ 面倒見の具体策や成績不振時のフォローを確認した
□ スマホ・Wi-Fi・昼食など学校生活のルールを確認した
□ 在校生や先生との距離感、校舎の雰囲気を見た
□ 本人がその学校に通いたいと思えるか確認した
□ 保護者が安心して通わせられるか確認した
□ 都立が残念だった場合でも納得して通えるか確認した
□ 通学時間や費用に無理がないか確認した
□ 「絶対に譲れない条件」と「多少妥協できる条件」を親子で共有した

高校選びは、偏差値や内申基準だけで決めるものではありません。

3年間通う本人が、安心して頑張れる環境かどうかを見極めることが大切です。

まとめ|「入れる学校」ではなく「入ってから納得できる学校」を選ぶ

高校見学や学校説明会では、どうしても目立つ実績や魅力的な説明に意識が向きます。

もちろん、それらも大切です。

しかし、立川市・多摩地区で高校受験を考える中3生・保護者の方に本当に意識してほしいのは、「入学後の3年間」です。

その学校で普通に頑張っている生徒は、どのような進路に進んでいるのか。
面倒見が良いと言うが、具体的にどのような支援があるのか。
合わない生徒や苦労する生徒には、どのような特徴があるのか。
本人が毎日気持ちよく通える生活環境なのか。
仮に都立が残念だった場合でも、納得して通える学校なのか。

ここまで確認しておくことが、後悔しない高校選びにつながります。

個別指導塾 Jサポートでは、立川市・多摩地区の中3生・保護者の方に向けて、志望校選び、学校説明会の見方、併願優遇の相談、内申対策などを行っています。

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